出発が苦手だ

約束の時間によく遅れる。
これは出発の時点ですでに遅れることが確定している。
つまり出発が苦手だということだ。
出発にはひげそり、へアセット、着替え、持ち物の準備、電器製品のスイッチオフ、窓閉め、施錠などさまざまな作業が必要になる。
この作業を正確に見積もらないため、出発すべき時間の5分前に準備を始めても大丈夫みたいな根拠のない自信が生まれる。
すべての準備が終わった時には、出発すべき時間は過ぎている。
約束の時間に遅れてもいい、あるいは行かなくてもよいような場合事態はさらに悪化する。
この場合、準備と関係ない行動が間に入る。
着替えたら部屋が汚いことに気付き掃除を始め、ゴミを捨てたくなりゴミをまとめ、郵便物投函などの用事を済ませたくなる。
10時に出れば5分遅れで済む、だったはずが、脳内予定は10時30分に出れば35分遅れで着く、にすりかわっている。
移動の所要時間がわかっていない場合も危険である。いつのまにか出発すべき時間が脳内で後ろにずれていく。
最大1.5時間くらいの遅れになる。
これくらいになると自尊心が傷つくので精神衛生上よくない。
対策編につづくかも。