2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
人に自分のことを話したい。 話したいだけだ。 自分のことを分かってほしいというのは嘘だ。 相手に伝わったかどうかさえ確かめていないのだから。
洗濯した靴下を1足ずつそろえて干す作業をしていた。 私はなぜこのような不毛な作業をしているのだろうか。 靴下を揃える作業は滅びてほしい。
夜には眠らなければならない。 夜道は危険だから出歩けない。 店が開いていない。 疲れている。 寒い。 常識的な制約のもとでは、夜になると選択肢は狭まっている。 夜に不自由を感じるのは当然だ。 自由のために早く寝て、朝に自由を謳歌せよ。
練習は、行動を変えてスキルを習得するのが目的だ。 すでに持っているスキルを再現するのが目的ではない。 順番に再生するのは相手にプレゼンテーションするときだけでよい。 人を楽しませるとか、お金をもらうのが目的の場合だ。
○○は悪いやつだ。謝罪すべきだ。 いや、○○にも言い分があるし、いいこともしている。○○はいいやつだ。 ディベートにすると、論点は「○○を叩くべきか否か?」だ。 どちらかが勝ったとしてもメリットは全くないだろう。 叩くのも認めるのももともと自由だから…
記憶は快楽だ。 特に親しくもなかった人や場所でも例外ではない。 何かのきっかけでうっかり思い出すと、懐かしくて気持ちよかったりする。 耽溺しないように。
「社会が悪い」は問題解決を難しくする。 何か嫌なことが起きたときに、社会が悪いと言うからには、社会を変えたいはずだ。 社会の構成員が変わらなければ社会は変わらない。 また、1人を変える方が社会全体を変えるよりも簡単なはずだ。 簡単なこともできず…
ものの値段は場所によって異なる。 地震の被災地では、物資が不足している。 お金を持っている人に分配しようとすると、物価は高くなるはずだ。 しかし他の場所では普通の値段でものが買える。 ものが不足しているわけではない。 ものや人を運ぶ能力が不足し…
ジャズを聴いている。 美しいメロディが好きだ。 そうでなければ雑音だ。 どのようなメロディが好きなのかはわからない。 そのうち人工知能が好きなメロディを理解して作ってくれるだろう。
九州で大きな地震が起きた。 自粛するという人がいる。 普段通りに過ごせという人がいる。 おそらく目的が違うのだろう。 感情も制約条件も違うのだから、目的が同じになるわけがない。
目的のために頑張れたことがない。 目的のためなら頑張れるというのを信じてはいけない。 なんとなく周りの人に合わせると、自然と頑張っていることがあるだけだ。 そして頑張っているという認識と成果は往々にして関係ない。
ゴミの圧縮をするのが嫌いだ。 あの、ゴミを押しつぶして体積を減らす行為だ。 一般に、ゴミに労働力を使うのは時間の無駄だ。 自分でやるよりも、ゴミ収集車の方がよっぽど強力に圧縮してくれるだろう。 体積を減らすことにより、収集所までの運搬のコスト…
私たちはお金を使うプロだ。 小さいころからお金を使うように教育されているからである。 私たちはお金を稼ぐのはあまり得意ではない。 小さいころから稼ぐようには教育されていないからである。
数学を勉強したくなった。 そういえば私は数学が好きだった。 忘れていた。 ところで勉強したいというのはどのような時にわいてくるのだろうか。 達成したいでもない。 解決したいでもない。 理解したい。
お金を数えるのは人間がやるべきでない仕事の一つだ。 数えるのもさることながら、記録するのに一層向いてない。 漏れる。忘れる。間違えって覚える。 すべてが電子マネーになってほしい。
昨日も一昨日も働いたから働く。 みんなが働いているから私も働く。 それだけで今日も私は働ける。
試験に合格しなければならないから、勉強する。は変だ。 試験に合格したいから、勉強する。ならばわかる。 ○○しなければならないから、××する。 ××したのは、○○しなければならないかったからだ。 このような表現をしていたら要注意だ。 義務を目的にするのは…
神社に行ったら手を叩く。 寺に行ったら手を合わせる。 特にやるといいことがあるとか、やらないと悪いことがあると信じているわけではない。 そうしろと教えられたからだ。 あるいは、それっぽくまわりに合わせているだけだ。 意味がわからなくても無意識の…
道徳的に悪いと思うということと、人を好きになることは似ている。 好きの反対は嫌いではなく無関心であるといわれる。 好きも嫌いも感情が動くが、無関心は感情が動かないのだ。 道徳も似ている。 道徳的に悪いの反対は道徳的に善いではなく、無関心である…
他人に対して「ノリが悪い」と評価するのは、「お前のノリが嫌いだ」というのと同じである。 攻撃的な発言である。 言われたら逆に「私はお前のノリが嫌いだ」と返してもよい。 もっとも、嫌われている相手にかまっても時間の無駄なので、立ち去るのがよい。…
サボるというのは行動ではない。 目標としていた行動をしなかったという結果だ。 何も行動をしていない人はいないのだから、サボっているだけの人というのはいない。 サボる性格などはない。 誰でも目標を達成できないことはある。
よく退屈で不快に感じている。 なぜ退屈が不快に感じるよう進化したのかわからない。 差し迫った危機がないのはよいことだ。 話は逆で、不快だから退屈だと認識しているのかもしれない。 不快なのは事実なので、対策を探して心理学や人生訓の本を読み漁るこ…
虫歯が見つかった。 歯科衛生士曰く。 何度も同じような箇所が虫歯になっている。 口内環境を改善するために、現状把握をして対策を立てよう、と。 つまり生活習慣病に対して、問題解決をするのである。 建設的な方法論だと感心した。
過去は振り返るな、つらい過去は忘れろ、成功体験は捨てろ、という主張がある。 覚えたことは積極的に忘れることはできない。 身についた習慣はすぐに消えるとは限らない。 できないことを求めるのは不誠実である。 過去は振り返っても振り返らなくても変え…
旅行に行くとよくコインロッカーを探している。 商業施設の中にあったり、駅の中にあったりする。 引き取りに行くタイミングが難しい。 コインロッカーは空間のレンタルサービスである。 インターネットから予約できて当然である。 貸したい人と借りたい人の…
社会が冷酷だ、社会が無慈悲だという表現がある。 冷酷で無慈悲なのは個人であって社会ではない。 「冷酷で無慈悲な人の割合が○○%」 「ジニ係数が○○」 「生活保護を受けている人の割合が○○%」 社会は統計量で語るべきだ。
居酒屋で刺身を頼んだ。 わさびが大さじ山盛り1杯くらいのサイズでついてきた。 ちょっとつけただけで刺激的な味になる。 使いきれない。 どういうセンスなのか謎だ。
旅行に行くと必ず携帯電話のバッテリーを温存している。 携帯電話はライフラインだ。 宿や交通機関の予約の支払いの証憑、地図が入っている。 うっかり携帯電話の電池が切れると予定が狂う。 おいそれと使うわけにはいかない。 しかし、携帯電話で家計簿をつ…
学びがすすまない。 学びは自己投資である。 自己投資が成功すれば、仕事の付加価値が上がる。 より短い労働時間で同じお金が稼げたり、使用者や顧客との交渉力が強くなったりする。 いやな仕事や仕事環境を減らせるだろう。 しかし、行動に影響を与えるのは…
論理的に正しいことを信じたい。 人は誰しも、間違ったことや根拠のないことをたくさん信じている。 事実だけでなく、役に立たないモデルも持っていて、世の中はこういうものだと無根拠に信じている。 たとえば運命の人に会えるとか、夢が叶えば幸せになると…