2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
人をひとり雇うと企業には賃金の3倍のコストがかかるという。 従業員の稼働が必要なサービスを企業から買うと、少なくとも最低賃金の3倍のコストがかかることになる。 これでは仕事をアウトソースしたくとも、最低賃金で働いている人には難しい。 シェアが注…
自発的な交換は双方の利益になる。 そもそも利益がなければ交換しないはずだ。 恋愛も一種の交換である。 両者がコストを支払うのだ。(少なくとも時間はかかる) 恋愛が自発的なものである限り、すればするほど利益を得るはずだ。
怒ったとき、その怒りが体を動かして他人を攻撃してしまうという見方がある。 これは逆である。 攻撃すべきときは攻撃のために体が動くよう、役立つ脳内物質が流れるよう進化した。 この状態を自覚し、言語で表現したのが怒っているということだ。 「fight o…
「怒る権利」という表現が謎だ。 怒るというのは、感情が動くという自分の中の話だ。 権利があるとかないに関わらず、自動的に起こるものである。 怒る自由はもちろんある。 「内心の自由」という言葉があるが、これは「内心の権利」と言うまでもない。 では…
子育ては労働である。 比較優位の原理から、子育てに比較優位のある人が子育てを担当し、比較優位のない人は別の仕事をした方がよい。 社会全体の生産性が高まるからだ。 子育ては親がすべきだというのは、まったく非効率である。 親になる人の所得=機会費用…
まだ読んでいない本を積んでおく、略して積読という習慣がある。 なぜ積読するのか。 それは必要な時、あるいは読みたいときに読めるようにするためだ。 電子書籍を積読する必要はない。 読みたいときに買えばすぐにダウンロードできるためだ。 書籍オンデマ…
「○○は重要だ」「○○の重要性」「重要な○○」。 重要という言葉に情報量はない。 「○○が重要だ」とは、「私は○○に意味があると思っている」程度の意味だ。 意味がなければもとより○○について発言しないだろうから、「重要だ」と言う必要はない。 ○○は××よりも△…
偉い人がいなくなった。 子供の時は、勉強すると偉いとか、早く寝ると偉いとか褒められて意味を理解していたはずだ。 大人は偉いと思っていたような記憶がある。 大人になったら、誰を偉い人と呼べばよいのか分からなくなった。 それはどういう意味だったの…
恋愛を子供にさせたくない理由がよくわからなかった。 恋は麻薬である、と考えたらすんなり納得できた。 子供が麻薬漬けになったら、心配したり、面倒だから遠ざけたいと思うのは当然だろう。
学べるから嫌いな人とでも人間関係はよいことだという考え方が嫌いだ。 学べるという根拠がないなからだ。 付き合っていて感じのよい人、好きな人とだけ付き合いたい。 ただし、嫌いな人が貴重なスキルを持っていて学べると期待できる場合、付き合うことはあ…
将来の夢という表現がある。 なぜ現在の夢ではいけないのだろうか。 「将来叶う」よりも「今叶う」方がうれしいはずだ。 大人になって働くことを期待しているからだろう。 職業教育の一環なのだ。
感謝できることはよいことだと言われる。 出来事を「あたりまえ」と感じるのではなく、「ありがたい」と感じるようにしなさいという。 「ありがたい」とは、文字どおりには「有り難い」、つまり起こりがたいことが起こったという意味である。 同じことに対し…
はじめて確定申告を行った。 給与所得に加えて、ふるさと納税の寄付金控除と、上場株式等の譲渡所得を申告するためだ。 上記の申告内容では、e-Taxで特に添付書類は求められなかった。 自宅から出なくてよかった。 それら添付書類を読むほど税務署は暇ではな…
自分が元気な時は、周りがみな元気がないように見える。 自分が元気がない時は、周りがみな元気なように見える。 私の通常時の元気レベルは標準的ということだ。
幸福を感じる能力は進化の産物である。 単細胞生物は幸福を感じられるとは考えにくいだろう。 特定の環境で進化した能力は、環境によっては発揮されない。 幸福を感じるためには、相応の環境に身を置かなくてはならない。 人間は自然と幸福を求めるとか、幸…
人間が生きていくためには、財を消費する必要がある。 誰かが働いて生産しないと消費できない。 したがって、人間が生きていくためには、誰かが働かなくてはならない。 では誰が働くか。 他人に働かせて自分は働かない、というのは倫理的ではない。 自分がし…
権利はフィクションである。 人間のつくりものである。 たとえば「生存権」というのは、「国民が生きられないほど困っていたら国家機関が支援しましょう」くらいの方針を述べたものだ。 国家機関がうまく機能していなかったら、国民の生存は達成されないかも…
酔っ払ってわけのわからないことをわめいている人が嫌いだ。 嫌いものから逃げる練習によいと思った。 酔っ払いから逃げるのは容易である。
難しい問題と言ってはいけない。 問題には難しいも簡単もない。 解決策のコストが高いだけだ。
人間は簡単には変わらない。 他人が変わらないことにイライラするのは体力の無駄だ。 許せないことからはつとめて距離をおく。 つまり逃げる。
社会が悪いと言っても社会は変わらない。 具体的に、誰が何をすべきかの具体案を提示しなければ効果はない。 たとえば、最近の若者はなっとらんと言っても最近の若者は変わらない。 国は金を若者にばらまくべきだ、とか文科省が義務教育の内容を変更するべき…
調子が悪い時、とりあえず睡眠が足りないせいにする。 睡眠を十分にとっても調子が悪かったら、とりあえず睡眠の質のせいにする。 睡眠の質が高くても調子が悪かったら、とりあえず起床タイミングのせいにする。 とりあえず睡眠が悪い。
方法は分からないが、逃げる技術を高めたい。 物理的に離れれば、物理攻撃は届かない。 物理的に離れれば、怒りや憎しみの表情は見えず、声は聞こえなくなる。 物理的、心理的ダメージを受けて動けなくなる前に逃げなければならない。 条件はわからないが、…
数式に美しさを感じない。 抽象的なものは五感で感じられない。 論理をつなげたり、数式を変形したり動かせるのが楽しいだけだ。
育児休暇、介護休暇という概念があるのは長期の休みを自由にとれないからだ。 長期の休みが自由に取れれば、育児休暇や介護休暇は必要ない。 休みという概念があるのは、雇用されているからだ。 雇用されていなければ、休みを与えられる必要はない。 雇用さ…
恋は興奮状態である。 愛は奉仕活動である。 どちらも楽しいので大事にしたい。
何かをしたいとき、したくないときに「なぜ○○しちゃいけないの?」 「なぜ○○しなくちゃいけないの?」 という表現がある。 なぜそのような質問をするのか謎だ。 ○○することが、○○しないことが嫌いだからに決まっている。
誰々が悪い というのは、誰々が嫌いだくらいの意味しかない。 悪いと言うだけでは状況の改善は全く望まれない。 刑罰を課すべき、損害賠償をすべき、懲戒免職すべき、左遷すべきなど、誰かの行動を立案するところまでやらねば意味はない。 なぜこのような言…
抽象的な技術は身に付けられない。 たとえば「モテる技術」はそれ自体は技術ではなく、身に付けられない。 さまざまな技術があるだろうが、姿勢を正す技術、笑顔をつくる技術、声を出す技術、よい香りをまとう技術、などがあり、結果としてモテうるのだ。 モ…