報酬比例年金反対

公的年金の保険料に連動した給付に納得がいかない。(厚生年金の報酬比例部分)
公的年金というのは、政府に投資信託することを強制されることである。
その投資額は、所得が多い人ほど多くなる。
もし、利回りが市場を下回れば、所得が多い人ほど損をする。税金を取られるのと同じだ。はじめから保険料などと呼ばず、税と呼べばいい。
もし、利回りが市場を上回れば、所得が多い人ほど得をする。高所得者低所得者から奪っていることになる。これは再分配の方向の原則に反し、累進課税の効果を薄める。
厚生年金については、基金が減少している以上、前者のシナリオが確実だ。全部税金にして明朗会計にした方がよいだろう。