相続の謎

相続とは、死者が生前持っていた資産を分割して親族に与える制度である。
資産の分布は裾が長いといわれる。
莫大な資産を持つ小数の人が平均資産額を押し上げ、中央値は平均よりも低い。
つまり半分以上の人の資産は平均以下である。
相続税を100%にして、全国民に分配すれば半分以上の人は得をするはずだ。
もう相続の予定のない人、被相続に興味のない人、平均以下の資産の人、相続人とその子孫の人数が平均よりも多い人は相続税100%をとなえた方が得をするだろう。
あまりその主張は聞かれないのは謎だ。