権利はフィクションです

権利はフィクションである。
人間のつくりものである。
たとえば「生存権」というのは、「国民が生きられないほど困っていたら国家機関が支援しましょう」くらいの方針を述べたものだ。
国家機関がうまく機能していなかったら、国民の生存は達成されないかもしれない。
権利があるからといって、すべての人がほしいものを得られるわけではない。
ほしいものが得られなかったら、権利があるというのはただの妄想である。
権利が大切なのではなく、社会の成員が正義の理想に向かって社会を変えていくことが大切だ。