子育てと比較優位

子育ては労働である。
比較優位の原理から、子育てに比較優位のある人が子育てを担当し、比較優位のない人は別の仕事をした方がよい。
社会全体の生産性が高まるからだ。
子育ては親がすべきだというのは、まったく非効率である。
親になる人の所得=機会費用は全く異なる。
また、親は子育てにすぐれた人ばかりではない。
むしろ少子化で子育ての経験が少ない人の方が多いだろう。
子育ての労働力は市場から調達すべきである。