怒りは体が攻撃モードになっていること

怒ったとき、その怒りが体を動かして他人を攻撃してしまうという見方がある。
これは逆である。
攻撃すべきときは攻撃のために体が動くよう、役立つ脳内物質が流れるよう進化した。
この状態を自覚し、言語で表現したのが怒っているということだ。
「fight or flight」闘争か逃走という言葉があるが、怒っている時に逃走を選ぶのは難しい。
怒っているときは体が闘争に偏っている状態なので、逃走を選ぶためには理性や他人の力を利用せねばならない。