生死の比較基準

「死んだ方が幸せだ」というような主張がある。
これは生きた場合と死んだ場合を比較しているが、いくつかの考え方があるようだ。
たとえば、苦痛を比較する考え方。
生きた場合、苦痛が続くと予想されるが、死んだ場合、苦痛はなくなる。
たとえば、幸福と不幸は相殺されるとする考え方。
生きた場合、幸福よりも不幸の方が多いと予想される。
たとえば、死後に他人からどう思われるかという考え方。
「みじめに生き恥をさらすよりは、潔く死にたい」など。
いろいろだ。
ただ「死んだ方が幸せ」では話が通じない。