国家存続の規範はあるのか

大阪の市立中学校の校長が問題発言をしたことが話題になっている。
「女性にとって最も大切なことは、子どもを2人以上産むこと。」との趣旨とのこと。
日本がなくなってしまうことを心配しているようだ。
世界にはいろいろな国がある。
日本がなくなるとしても、最後の一人が日本国民として死ぬとは思えない。
その前に吸収合併が起こり、日本国民だった人たちは別の国の国民になるだろう。
たとえば「アメリカの属国になった方がよい」と考えている人もいることだろう。
では、民主主義のもとで、「日本国を存続させるべき」という規範は導けるのだろうか?
導けるとしたらどのような論理か?
という疑問がわいた。